令嬢もののおすすめ漫画特集！逆境にも負けず手を取り合うって幸せを目指す姿にホロリ…5選！

伯爵令嬢・アビゲイルが政略結婚により嫁いできた初夜、夫に宣言されたのは、「愛することはない」というものだった。瞳の色を理由に実家で虐げられてきたアビゲイルは、仕事をしないと食事がもらえない環境にいたため、妻の勤めを果たせないとごはんがもらえないと勘違い。

夫・ジェラルドは妻の変わった言動を不審に思い調査を始め、アビゲイルの生い立ちを知る。
ジェラルドは、彼女への態度を改め、二人は、徐々に距離を縮めていく。
自身の感情に疎いアビゲイルが、夫や家族同然の使用人達からの愛情を受け、幸せになっていく物語。

侯爵令嬢・ソフィーに憧れるアメリアは、地味な取り巻きだったが、ある日、ソフィーの婚約者である王太子と男爵令嬢の密会を見てしまい、涙するソフィーに声をかける。

相談に乗るアメリアだったが、いっその事、嫌がらせでもしてしまおうかと自暴自棄になるソフィーに、勇気を出して提案をする。嫌がらせで遠ざけるのではなく、王太子の好む女性を演じてみてはどうかと。
力を合わせて、王太子を振り向かせようと奮闘するうちに、ソフィーとアメリアの関係も変わっていき。

「麗しの薔薇」と称えられ、注目を集める伯爵令嬢アニエス。田舎領主の五男坊であり、貧乏騎士のベルナールは、アニエスと初対面の際に、目を細め、蔑んだような表情を向けられ、自身の出自を馬鹿にされたと思い、アニエスを避けるようになる。

最悪の出会いから5年後、アニエスの父親が横領を行っていたことが発覚し、アニエスの家は没落してしまう。
没落後、手のひらを返したようにアニエスから離れていく人々を見て、世の中の世知辛さを憂うベルナール。
そんな彼の前に、件の没落令嬢、アニエスが現れる。

相変わらず蔑んだような表情を向けられたベルナールは、意趣返しとして使用人として雇ってやろうと提案。
提案を受け入れる訳がないと思っていたベルナールに反して、アニエスは、感謝を述べ、使用人として働くことに。
誤解から始まる、初々しい恋愛劇が幕を開ける。

侯爵令嬢リーゼロッテは、言葉の節々に棘があり、婚約者である王太子のジークですら、そのきつい言動に辟易していた。

ある日、転校生であるフィーネにジークが勉強を教えている場で、リーゼロッテが悪態をつく。ため息をつきながら、リーゼロッテを宥めようとするジークに、突如声が聞こえる。

『ツンが強い！ツンが強いぞリーゼロッテ！』

どこからともなく聞こえるその声曰く、リーゼロッテの言動は、愛情の裏返しであり、ジークを愛する故の“ツンデレ”であると告げる。さらには、『実況の遠藤くん』と『解説の小林さん』と名乗る天の声は、リーゼロッテに破滅の運命が迫っているとジークに語る。

天の声に導かれて、リーゼロッテの魅力を知るジークは、次第に彼女に惹かれていき、それをきっかけに周囲のリーゼロッテの評価も、徐々に良い方向に向かっていく。
果たして、ジークと天の声『遠藤くん』『小林さん』は、リーゼロッテの破滅の運命を退けることはできるのか⁉︎

極度の女嫌いである、公爵ウィリアムと政略結婚してしまった、心優しい伯爵令嬢リリアーナ。
結婚して1年、ウィリアムとの関係は冷え切っており、リリアーナはお飾りの侯爵婦人となったしまっていた。

しかし、ウィリアムが事故で記憶を失ってしまってから、止まっていた夫婦の時間は、急速に動き始める。
記憶喪失のウィリアムに、リリアーナは加保護なほど溺愛されてしまう。

優しくリードしてくれるウィリアムとの関係に、幸せを感じるリリアーナだが、同時にウィリアムの記憶が戻れば、また元の冷え切った関係になるのではないかと、葛藤する。

これまでの関係をやり直して、リリアーナと本当の夫婦になりたいと願うウィリアムに、リリアーナも同じ願いを抱くようになっていく。
記憶喪失の侯爵と、引っ込み思案な令嬢のやり直しを描いた夫婦の馴れ初めラブストーリー。